「競輪の最高配当ってどのくらいなんだろう？」
「どんなレースで高配当が出たんだろう」
競輪を始めたばかりの方や、これから競輪を始める方は、配当についてこんな風に気になっているかもしれません。
たしかに、競輪で勝てば最高でどのくらいもらえるのか気になりますね。
なかには、高配当が出たレースを参考に、条件の近いレースを予想する方も多いです。
そこで今回は、競輪での最高配当を含む高配当を記録したレースベスト3をご紹介します。
- 2006年、奈良競輪場における4,760,700円
- 2011年、小田原競輪場における4,582,050円
- 2003年、富山競輪場における4,495,120円
これまでのもっとも配当が高かったレースは、以上の3つ。
この3つのレースが、どんなレースで高配当になったのかを詳しく解説していきます。
過去の高配当レースを予想に活かしたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
最高配当は4,760,700円！競輪での3連単高配当レースベスト3
1位：2006年、奈良競輪場における4,760,700円 堅いレースは高配当のチャンス！
これまでの競輪でもっとも配当が高いレースは、2006年9月21日の奈良競輪場第10Rにおける4,760,700円。
賭式は、1着2着3着を順番通りに当てる3連単で、504通り中498番人気でした。
全6段階あるグレードのうち、一番下にあたるF2で行われたレースです。
前日までのレースでそれぞれトップを取っている②と⑨に人気が集まり、オッズも②-⑨＝4.9倍、⑨-②＝7.5倍と②⑨を軸とした予想が多くなりました。
さらに、奈良競輪場は1周333メートルで「コーナー上にゴールがある」と言われる程極端にゴール前の直線が短いバンク。
スピードを維持しやすく、圧倒的に先行・捲り選手有利なため②-⑨が鉄板の予想になります。
レース結果は、大方の予想に反し⑧が差しで1着、2着には⑧をマークしてゴールした④が入ります。
3着にはバック、ホームストレッチまで先頭だった⑤が入り、本命の②⑨は終盤の先行争いに加われず7着8着に終わりました。
着順表を見て分かるように、上位4選手が1車身のなかにひしめく混戦レースで、最終コーナーで前に出ている選手がトップ争いに食い込める展開。
今レースのように出走表から着順が予想しやすい場合ほど、本命に人気が集中するケースが多く、大穴がきた場合の配当は高額になります。
グレードがF2のレースも、新人からベテランまでが競うため波乱が起きやすく、3連単で高配当を狙うにもってこいですよ。
2位：2011年、小田原競輪場における4,582,050円 高配当レースがもっとも多い小田原は狙い目
競輪の配当で2番目に高額なレースは、2011年1月12日小田原競輪場第2Rにおける4,582,050円。
こちらの配当も3連単によるもので、504通り中494番人気の車券。
グレードはF1で、こちらも奈良競輪場のレース同様に荒れやすいランクのレースです。
今レースでは、競走得点、勝率の高い順の②➀⑨が人気。
オッズは、②-➀-⑨が14.9倍、②-⑨-➀が17.9倍で3車の堅いレース展開が予想されます。
小田原競輪場は、4コーナーの立ち上がりからゴールまでの直線の長さ「みなし直線」が全国の競輪場でもっとも短く、のこり2周から選手が一気に仕掛け始める高速バンク。
カーブの最大傾斜が35°にもなるため、最終コーナーでの捲りは決まりにくく、いかに先行でレースを展開できるかが重要です。
その点「差し」でも勝率が高い➀②⑨は、有利になりますね。
結果は、直近4ヶ月で1度もトップを取ったことがなかった⑥⑦がワンツーフィニッシュ。
1着の⑥は、最終バックでは最下位だったにもかかわらず、最終コーナーで一気に捲り2着を3車身差も離してのゴール。
3着には⑨が入り、本命の②➀は⑥の仕掛けに対応できず、4着と7着に沈みました。
小田原競輪場は、過去に4度200万円以上の配当が出ているレースが荒れやすいバンク。
堅い予想のレースでは大穴が来ることが多い競輪場なので、初心者の方でも高配当が狙いやすいですね。
3位：2003年、富山競輪場における4,495,120円 海岸沿いのバンクは風も予想に入れる
過去3番目に配当が高かったレース、2003年9月7日の富山競輪場第7Rにおける4,495,120円。
3連単で、501番人気の大穴車券でした。
グレードはF1で、競走得点が上位と下位で大きく違うため比較的予想しやすいレースです。
出走表を見ると、勝率と競走得点が高い②③⑦⑨が有利と読み取れます。
オッズでも3連単では③-⑦-⑨が1番人気の18.0倍、⑦-③-⑨が2番人気で20.7倍と高いです。
レースの結果は、5台が落車する荒れた展開になり、⑧⑥⑨が上位でフィニッシュします。
予想の軸になっていた②⑦は落車により失格、③は上位入賞者の仕掛けに付いていけず4着でゴール。
落車が絡むものでは最大の配当になった、予想が非常に難しいレースでした。
富山競輪場は岩瀬浜に隣接しているため、吹き込む海風が強く落車が多いバンクです。
競輪において、風はもっともレースが荒れる要因なので、海沿いにある競輪場は高配当が狙いやすいですよ。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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